Books: BURRN! 2019年06月号

 

BURRN! (バーン) 2019年 06月号

BURRN! (バーン) 2019年 06月号

 

まさかB’zが表紙の『BURRN!』を買うことがあるなんて!しかも編集長・広瀬和生さんによる巻頭独占インタビュー!って感じです。逆に、なんでいままでB'zやX Japanって大々的に扱われなかったんだろうという気持ちも強いです。

アメリカ出身の友達に、B'z聴かせると、Aerosmith, AC/DC, Guns N Roses, Bon Jovi, Mr.Big, David Lee Roth, Gary Moore, Van Halenあたりと似たような印象を受けていました。私もB'zがきっかけで洋楽を掘り下げるようになった一人です。

今回、B'zが影響を受けた(与えた)であろう曲のセットリスト(Spotify)も作りました。

お金の問題や人間関係で、解散するバンドも多い中、こうやって30年もコンスタントにクオリティの高い音楽をクリエイトし続けている秘訣ってなんでしょうか?松本さんと稲葉さん、またサポートメンバーとの人間関係で、心がけていることってなんでしょうか?私が勝手に推測するに、そのひとつに「Respect」があるんじゃないかなって思います。

ロックの世界では、バンドのメンバーチェンジというのは、当たり前で、B'zもユニットですから、それ以外のバンドメンバーは作りたい音作りに合わせて交代したり、ゲスト参加してもらったりというのは頻繁に行われていて、いわゆるプロデュースを松本さんが主体になって行なっています。音楽性もアルバムごとにガラッと変わっており、骨子の部分は誰が聴いてもB'zなんだけど、音作り、ギターリフ、歌詞が、毎回「新しさ」や「今風の感じ」を与えてくれます。ファンをいい意味で裏切りながらも、いきりなり、どこかに行ってしまうようなことがないというのがB'zの魅力ですね。

TMNのバックでサポートギタリストしていた松本さんが、自分の音楽やろう!って一念発起し、オーディションでボーカリストを探して、巡り合ったのが、稲葉浩志さんで、松本さん側には、この人だ!ってのがあったそうです。松本さんは、次はこういう曲発表しようってときは、勘みたいなもので決めるそうです。クリエイトの現場では、いろんな葛藤や努力、こだわり、プレッシャーはないわけはないでしょう。それにしても、これだけの一大プロジェクトを「演り続ける」ってすごいですね。