Music: NEW LOVE / B'z

 

「また新たな気持ちで活動に臨む」という心境をタイトルに託した『NEW LOVE』。ここには、彼らが自分たちが恋い焦がれている音や歌が表現されています。

B'zのCDを最後に買ったのは、アルバム『Loose』(1995年)以来なので、24年ぶりになります。今回は、レコード版も出ていたので、CDではなく、レコードを買いました。B'zのレコードとしては初です。令和初のレコードがB'zです。

B'zで一番好きなアルバムは、『RUN』(1992年)と『The 7th Blues』(1994年)で、私のB'zのイメージはそれ以降、発達しておらず、ずっと過去のある一点にずっと思いを馳せる頭の硬いファンでした。

その間に、B'zは、コンスタントに作品を発表し、どんどん成長しました。1998-99年くらいに、稲葉さんと松本さんがそれぞれソロを始めた頃に、もしかすれば、B'zはスタジアムでのライヴではなく、ライヴハウスで活動を縮小させたり、曲調もハードなロックよりも、ブルーズっぽい方向に行くのかな?とも思いましたが、曲にバリエーションが増え、共演するミュージシャンも海外の大物揃い、『Brotherhood』ではMr. Bigのパット・トーピービリー・シーン、本作ではAerosmithジョー・ペリー、ソロでは松本さんが、ラリー・カールトングラミー賞、稲葉さんがスティーヴィー・サラスと共演したり、スティーブ・ヴァイのアルバムに参加、2007年にハリウッド・ロックウォークに殿堂入りしたり、始めっから大物だったのに、どうしようもないくらい大物になってしまいました。Rock Legendですね。

B'zは、バンドとしては、もちろん松本さんがリーダなのですが、カリスマ性を出しているのは、稲葉さんの多才さに負うものも大きいのではないでしょうか。顔よし、スタイル良し、頭よし、学歴よし、英語ペラペラ、数学得意で、運動神経抜群、文学的才能もあり、歌も巧い、楽器もできる。教員免許も持ち、一旦は大手企業に就職決まっていた。いとこや親戚もすごい。これ以上の人がいるでしょうか。苦手なことがあるとしたら、Mステでタモリさんの質問に緊張気味になることくらいでしょうか。

そういえば、中学の卒業の寄せ書きの言葉は、「これからもB'zを追いかけていこう!」でした。追いかけて来たのかと自問すれば、まったく追いかけてなかったです。B'zに影響を与えた海外ミュージシャンを掘り下げていました。

松本さんも稲葉さんも、ロックアーティストらしからぬ、いい意味でサラリーマン的なところがあるように思います。短く太くというのがロックな生き方というイメージありますが、その逆で細く長くというイメージがあります。お互いに金銭面などバンドパートナーとしてフェアであろうとし、健康面でも細心の注意を払い、メディアやワイドショーで騒がれるようなことがないし、賢く生きているような印象があります。

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