Books: Dino Dana Field Guide (2020)

 

NHKEテレで「デイナの恐竜図鑑」を放送していたので見ました。子どもの方がカタカナを覚えるのが早いので驚きです。私も自分の親に対して、カタカナ弱いなーって思っていたのですが、自分の子どもからすれば、私はカタカナ弱いということになります。

欧米の番組だけあって、恐竜の体表の色彩が鮮やかです。恐竜は生物学ではあるけれど、まだまだ想像の部分のあるジャンルです。私が子どもの時に比べると遥かに知見が蓄積して、より当時に近い姿が描かれるようになったと思われますが、まだ想像の部分があります。その「イマジネーション」を駆り立てる部分が、きっと純粋な心を持つ子どもたちにも受けるのでしょう。

しかし、恐竜のアニメや図鑑に見慣れていると、動物の図鑑なんかにも抵抗なく見てくれるのが嬉しいです。よく観察して、棘があるとか、歯が尖っているので肉食だとか、足が長くて細いので走るのが速いとか、考察するようになっています。

ダイナソーと英語でいうと、「古くて大きな無用の長物」「過去の遺産に縋るもの」という皮肉が込められることがあります。しかし、古くてまだ未知の部分があるからこそ、現代の生き物と比較しながら、その真の姿を想像する楽しみもあります。