夕方

塾バイトだ.僕が教えている子の多くは,というより,塾に来ている子の多くは数学・算数が嫌いだ.生徒はみんな口を揃えて”計算が面倒くさい””わけわからん”と頭から決め付けて言う.これは,今の時代の風潮なのだろうか.機械によって合理化されすぎた社会の影を見ているのだろうか.そんなことを言っている僕も漢字が書けない時がある.パソコンばかり使っているからだろう.
しかし,勉強というものは,少しでも多くのことを知りたいという前向きな気持ちと何度も同じことを繰り返すという反復の二つ,すなわち”努力”が必要だと思う.人間は忘れる動物であるし,気持ちの持ちようによって大きく変わる.
そんなこんなで今日は中1の生徒にすこし説教をしてしまった.少しはわかってもらえたみたいで,前向きに取り組んでくれた.しかし,僕の方も反省点がある.少し説明の仕方が難しい,というか,もっと基本(小4レベルの基礎)から教えないと,意味がわからなくなる生徒もいるということに留意しなければならない.”生徒のレベルに合わせた指導”を忘れてはならない.