Entries from 2009-08-01 to 1 month

Gabriel / Lamb

吹く風が涼しくなり、秋の気配が感じられてきました。秋になると、やや物悲しい曲が聴きたくなります。音楽というのは不思議なもので、どのジャンルのものであっても、生まれた地域特有の雰囲気をまとっているように聴こえてきます。イギリスとアメリカの音…

別刷り

別刷りと雑誌がほぼ同時に届きました。おそらくネットにも1週間以内に公開されると思います。初稿がちょうど去年の今頃です。1年長かったなぁって思います。自分のように超不器用な人間にとっては、同時に異質な二つのことを平行させてやるのはかなりのスト…

I don't like the Hippie lifestyle

「ヒッピー」についてネットで検索していると、彼らの活動に関連したタームは、自分にも非常に慣れ親しんだものであったので、少し考えさせられました。 例えば、カトマンズ(ネパール)、ナチュラリズム、(ディープ)エコロジー、オルタナティブ、アンダー…

京都駅周辺のらーめん店

ここ2ヵ月で2軒らーめんを外食しました。自分は基本的には、うどん、そば、そうめんが好きなのですが、たま〜に、1ヶ月に1回くらいらーめんも食べたくなります。 そして、らーめん店って一人で入っても違和感がないのがいいところです。それ以外の外食は、例…

Massive Attack

無機質な打ち込みの音にもかかわらず、体温を感じる音楽ってあると思います。Nine Inch Nails、Massive Attackは、自分の中ではその類です。昔はYouTubeなんて便利なものがなかったので、なけなしのお金をはたいて買ったCDを聴きながら、色々と想いを馳せて…

不在者投票

住民票は故郷にあるので、不在者投票をしてきました。比例区はあの党、小選挙区はあの人を入れました。さて結果はどうなるのでしょうか。

世代間倫理、ヨーナスの生命論

談話会で発表しました。『責任という原理―科学技術文明のための倫理学の試み』、『生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス)』ともに非常に勉強になりました。今回の発表は準備もかなりしたかいあってか、うまくいった気がします。 毎回発表してから…

天満天神繁昌亭

大阪天満宮のすぐ北にあります。上方落語唯一の寄席です。今から何が始まろうとしているのでしょうか。多くの人で賑わっていました。

水都大阪2009中之島公園会場

勉強会の前に水都大阪2009の中之島公園会場を見に行きました。大小立ち並ぶ木製の仮設小屋とそこで行われるワークショップ、いたるところに設置してあるドライミストなど、愛知万博を思い出しました。こどもが参加できる催し物が多いようなので、家族連れで…

Drück die 1 / Annett Louisan

英語に訳すと「Press the 1」かな? 邦題は「電話交換の女」です。 最近、朝は目覚ましとしてステレオのタイマーをセットしておいて、FM COCOLOを流しています。今朝流れていた曲が一日中頭から離れなかったので、ここに記録しておきたくなりました。 Annett…

先祖お墓参り

(ヤブラン/自宅の庭にて) 家族で父方のお墓、母方のお墓を参りました。実家の家紋は、もちろん知っているのですが、母方の家紋ってどんなのだろうって少し前から気になっていました。で、見てみると、おそらく「丸に抱き茗荷(みょうが)」ではないかと思わ…

新快速で実家の方角の西へ向かう途中に、神戸を過ぎて須磨から大蔵谷あたりまで山陽本線が海岸線にかなり接近します。ぱっと視界が開けるためか、いつもながらこの景色には見とれてしまいます。ときどき無性に海がみたくなったり、海をみると落ち着くのは、…

内省的環境倫理

発表の準備が一応完了してから、今回、なぜ世代間倫理について発表しようとしたのか。自分の問題として、家路につく途中の電車のなかでいろいろと考えました。 国、共同体単位での地球環境保護の動きが70年代ごろから欧米を中心に出始めて、自分も大学院で具…

お盆

お盆なので週末は実家へ帰る予定です。本願寺へ参拝へ行きました。阿弥陀堂(本堂)の改修工事も終わり、すっかり落ち着き払った感があります。門をくぐって、広い境内に入ると心理的に余裕が出てくるのを感じます。さらにお堂の中に入ると、気持ちが落ち着…

大植英次プロデュース・大阪クラシック−御堂筋にあふれる音楽−

大フィルの音楽監督、大植英次さんによるプロデュースで、8月30日〜9月5日までの間、御堂筋を中心とした約20箇所の会場でクラシック音楽の100もの公演が行われるようです。たぶん行けないだろうとは思いますが、本当に羨ましいですね。 非公式HP

N響アワー<古都奈良から>

N響アワーの夏休み企画、<古きをたずねて〜古都奈良から〜>、すごくよかったです。 こういう風にクラシックの曲が紹介されるとまた違った感覚で聴くことができて楽しいです。奈良でひとり暮らししてたときは、よく東大寺にも行ったなぁ。 番組HP

3大交響曲の夕べ

大阪までオケを聴きに行きました。今日は本当に濃い曲ばかりでした。小林研一郎さんの情熱的な指揮に扇動されて、エキサイティングな楽曲に仕上がっていました。 シューベルトの「未完成」も、シューベルト本人がどのようにこの曲を捉えていたのかわかりませ…

宗教なき時代を生きるために / 森岡正博(1996年)

「科学」に片思いしてふられ、「宗教」にも片思いしてふられたという本書著者。私が存在することの意味や、ほんとうの自分とは何かについて、現代の科学は答えてくれないし、宗教のほうは断定的にしか語ってくれないと失望したことが書かれています。 ここで…

次の環境倫理談話会で発表

次の環境倫理談話会で「世代間倫理」について発表する予定です。そのためにいくつか文献を読んでいます。そうこうしていると、夕方になってしまい、気分転換に梅小路公園へジョグに出かけました。公園の外周をぐるぐると約5kmくらいジョグ&ウォークを行いま…

総選挙に向けた逆マニフェスト

いつもよく読んでいる「だいずせんせいの持続性学入門」というブログです。「総選挙に向けた逆マニフェスト」という記事を読んでなるほどなぁと考えさせられました。

秒針ノイズ / 花mugri

[rakuten:neowing-r:10080328:image] 友達の友達の友達(ここまでなると”知らない”と言ったほうが早い!?)がギターを弾いているという「花mugri」というバンドの音源を貸してもらいました。もともと関東の方で学生を中心に結成されたようで、当初は「かま…

熊の親切、ウサギの迷惑-レヴィナスとマルクス

先日紹介した合田正人著『レヴィナスを読む〜〈異常な日常〉の思想』 の中でレヴィナスの視点からヨーナスへの批判として、「遠き未来や動植物への責任を語ることが、近き者たち、人間たちを傷つけ虐待することの口実になることはないのか」という指摘が挙げ…

レヴィナスを読む〜〈異常な日常〉の思想 / 合田正人 (1999)

★目次 序章 書物の浜辺―今、なぜレヴィナスなのか 第1章 境界の思考 第2章 孤独というドラマ 第3章 他者とは誰か 第4章 家政術と商人術 第5章 界面の倫理 ★エマニュエル・レヴィナスは、日常の小さな出来事を極度に重視した思想家であったと言われます。本書…