Entries from 2008-04-01 to 1 month
★目次 まえがき 第一章 怨霊の神々 神田神社(東京)――伝説の絶えない場所 上・下御霊神社(京都)――天皇にふりかかった怪異 北野天満宮(京都)――行きはよいよい帰りはこわい 第二章 王権の神々 大神神社(奈良)――巨大な正三角形 吉備津神社(岡山)――鬼退…
★目次 I 栽培植物とは何か II 根栽農耕文化 バナナ・イモ III 照葉樹林文化 クズ・チャ IV サバンナ農耕文化 雑穀・マメ V イネのはじまり 10億の食糧 VI 地中海農耕文化 ムギ・エンドウ VII 新大陸の農耕文化 ジャガイモ・トーモロコシ ★文化という語は、…
稲荷祭は、稲荷大神が年に一度氏子区域を巡幸する大社の最重要の祭儀とされています。伏見稲荷大社御旅所(東寺の北東にある)で、稲荷祭(区内巡幸)が行われていました。稲荷祭の奉仕ための神輿は五ヶ郷(不動堂(田中社)・東九条(上社)・塩小路・中堂…
愛宕山に登ってきました。標高約848mで、比叡山(839m)よりもちょっと高いです。愛宕の方がちょっと高いのは、比叡山と愛宕山が背比べしてどちらも譲らず、比叡が愛宕の頭をポカッと殴ってコブができた分愛宕山が高くなったという昔話があるそうです。 今回は…
黄檗、宇治の寺社を巡ってきました。今日は天気もよく、寺社では山吹、藤、ツツジが咲いており、道端の石積に生えるコケやシダも綺麗でした。今はいい季節ですね。 今回の散策ルートは、萬福寺→橋寺→宇治神社→宇治上神社→源氏物語ミュージアム→興聖寺→平等院…
京都洛北の岩倉・上高野を歩きました。桜が散り終わった陽春の時期は、植物の葉が青々しくてとても新鮮な気持ちになります。寺社の庭園のコケ(蘚苔類)も生き生きとしています。そして人もまばらなので、気持ちが落ち着きます。 今回の散策ルートは、円通寺…
★目次 1 プラント・オパール分析法とは 2 弥生時代の水田稲作 3 焼畑の里を訪ねる 4 縄文農耕の可能性 5 稲作の発祥地を求めて―中国・長江デルタの発掘調査 むすび ★人口増加やバイオ燃料の需要増、投機マネーの流入で穀物価格の高騰が続く中、コメや小麦の…
学生時代を京都で過ごした友達と電話で色々しゃべっていたら、やたらと僕が京都のことに詳しくなっているのに驚いて、「お前、京都検定でも受けたら!?」って言われました。そういう検定があるのは知っていましたが、まあ、資格や技能検定は持っていて損は…
★目次 序章 多文明認識の視座 第1章 足で見つけた「世界単位」 第2章 「世界単位」としての日本 第3章 頭で考えた「世界単位」 第4章 ヨーロッパ 第5章 「世界単位」をどう生かすのか 終章 「世界単位」に生きる ★世界の見方として、普遍主義と多文明主…
また、帰りに四条烏丸で降りて、五條天神宮、菅大臣神社、諏訪神社、文子天満宮、東本願寺を礼拝しました。 東本願寺三門
京都御所の「春季一般公開」が行われていると聞いたので行ってきました。御苑に入ったのも初めてでした。こんなに広いとは思わなかったです。紫宸殿の「左近の桜、右近の橘」も観ることができました。 それにしても、京都は桜の多様性が高いと感じます。戦後…
★目次 序章 地球の温暖化、そして60億人の時代へ 第1章 環境と農業 第2章 農業は環境の守り手か、破壊者か 第3章 地球温暖化への備えを森林で 第4章 生物圏の危機 第5章 日本農業―その現実と課題 ★農地が生態系である以上、環境破壊の影響をもろに受ける可能…
朝早く東寺の境内へ赴くと、地元の人なのか、信心深い人がすべてのお堂に礼拝してまわっているのを見かけます。日常的に行われるそういった熱心な姿を観ると、「日本には宗教がない。信仰、信心もない」と本当に言い切れるのだろうか、と考えてしまいます。…
吉祥天満宮 吉祥天満宮の祭神は菅原道真(天満天神)です。この地は道真の祖父である清公の代からの家領地で、道真が誕生した地とも言われています。 東寺塔頭 観智院 観智院は東寺の子院の第一とされ、優秀な学僧を輩出した格式の高い別格本山です。徳川家…
今日は本当に花見日和でした。人が増える前にと思い、朝早くから鴨川・高瀬川沿いを歩きました。それにしても、日本では新年度が桜咲くこの季節に始まるように設定されたのは、わかるような気がします。 今回の散策ルートは、鴨川→高瀬川→瑞泉寺→錦天満宮→蛸…
東寺の桜、朝も夜も、見とれてしまいます。東寺には平安以前の大寺の趣があります。法隆寺や東大寺の宏荘さを思い出させます。境内の外から大土塀の上にちょっと頭をのぞかせた桜の木を眺めるのもなかなかいいです。桜を一生懸命写真におさめようとするので…