昨日は火曜日なのでアルバイトだった．いつもの子たちを教えた．やっぱり眠そうな子はいつも眠そうだ．きっと育ち盛りだからだろうし，運動系の部活してきたから，その後塾っていうのは，しんどくないわけがない．
自分も中学生の時期は寝てばっかりいた．暇があったら寝ていた．どんだけ寝るの！？っていうくらい寝ていた．だから彼らの気持ちはすごくわかる．
僕は，基本的に自分に本当に甘い人間で，他人にも厳しくできない人間だ．というか厳しくしたくない．なぜなら，自分に甘い人間が，仮にも教師という立場に立って，生徒を厳しくするということほど，「嫌味」なことはないのではないだろうか．人間というのは，人の背中を見ながら勉強していくものだと思う．特に，生活のスタイルや人生観などは．
まあ，それはそれとして，やはり勉強することに楽しみを覚えてくれたらなとは思う．僕は感じている．どんな子でも小テストをしていい点を取れると，すごく嬉しそうになっているし，悪い点だとへこんでいる．別に，点取り虫になれという意味ではないけど，ワークを勉強して，宿題をして，宿題直しをしてから，小テストをした時に，初めはわからなかったことが，今では大分わかるようになることに喜びを感じてくれたら，いい循環が生まれるのではないかと思う．
最終的な目標は，自分で勉強できるようになってくれることだけど，初めのうちは，手取り足取り指導しなければならない．
話は変わるけど，夏休みは，高校3年生の生物を教えることになった．これはすごく楽しみだ．僕は普段は，動物の行動，生物の集団，生物の進化と系統あたりに関する研究をしているので，生物の教科書の3分の1くらいは馴染みが深いところだけど，逆に，細胞，生化学，発生，神経，遺伝，たんぱく質あたりは，忘れていることも多いと思う．復習という意味もこめて，また勉強できるのが楽しみだな．かなりウキウキかも．
