Sonny Landreth / Grant Street

Grant Street
★曲目
1. Native Stepson
2. Broken Hearted Road
3. Gone Pecan
4. Port of Calling
5. Blues Attack
6. Z. Rider
7. U.S.S. Zydecoldsmobile
8. Wind in Denver
9. All About You
10. Pedal to Metal
11. Congo Square
★このアルバムを紹介するのは初めてではないですが,改めて.
ずっと昔,”メタリカが「Metallica(通称「ブラックアルバム」)や次の「Load」というアルバムでスライドギターを導入した!”と,ファンが驚愕したことがあります.なぜかというと,スライドギターっていうのは,カントリー(ハワイアンも含む)だとか,ブルーズのようなRuralな音楽のイメージを持たれているからです.スラッシュメタルのバンドが使ったんだから,驚きですよね.しかし,この話は頭の硬いリスナーの話です.
聴いてみればおわかりなると思うのですが,スライドギターって気持ちがいいんですw 痺れますw 音程に切れ目がなく,ぐぉ〜って連続的に音が奏でられるわけですから,グルーヴ感に溢れています.「官能的」と言ってもいいかも知れません.そのスライドギターの名手がこのソニー・ランドレスというギタリストです.Voも演っています.三連も多く,曲調の基本はブルーズですが,ドラムのテンポが速く,ギターソロも多いので,スティーヴィ・レイ・ヴォーンあたりのロックよりの音に聴こえます.

スライドギター (slide guitar)は、ギターの奏法のひとつ。 ボトルネックギターの別名の通り、ボトルの首の部分をカットしたものを指に装着して(あるいは持って)押弦、ピッキングして発音する。
初期はもっぱらガラス製のボトルネックが使用されたが、その後は金属製のものも使われている。
弦をフレットに触れさせずに音程を得られるため、ボトルネックをスライドさせることでこの奏法特有の幅広いビブラートやグリッサンドを行うことができる。また、和音を多用する場合はオープンチューニングにする場合が多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』