ポートレイト・イン・ジャズ / 村上春樹

ポートレイト・イン・ジャズポートレイト・イン・ジャズ〈2〉
村上春樹ってサブカルに入るのかなぁと漠然と考えました.ただ,Wikipediaでも解説されているように,サブカル的な要素はふんだんに盛り込まれている気がします.

村上春樹の作品は老若男女、国内外を問わず広く人気があり、その理由はいくつか考えられる。20世紀中の彼の作品には、必ずといっていいほど同じキーワードが頻繁に登場する。
学生運動、大学時代、恋愛、50〜70年代のアメリカのバンド、ジャズ、喫茶店(経営)、料理、手紙、翻訳、本、ファッション、旅、心理学、病気(心身の障害)などである。
フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より

僕は彼の長編小説では初期の作品が好きで,『風の歌を聴け』(1979年),『1973年のピンボール』(1980年),
羊をめぐる冒険』(1982年),『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年)が好きです.
それからジャズを聴き始めたのは,決して春樹の影響ではなく,たまたま買って聴いてみた,ビル・エヴァンスの「Undercurrent」に心を奪われたからですが,後々春樹著の『ポートレイト・イン・ジャズ』を読んで,色々と手を広げてみようと思ったのは事実です.
しかし,春樹の小説読んでいると,無性にビールが飲みたくなりますね.それから水泳もしたくなります 笑
それから最後に,

2006年3月、フランツ・カフカ賞受賞が決定する。同賞は、2004年にエルフリーデ・イェリネク、2005年にハロルド・ピンターが受賞しているが、両者ともにその年のノーベル文学賞を受賞しており、ノーベル賞の行方が注目される。

とのことです.