ウラジミール・ホロヴィッツ / ベートーヴェン:ピアノソナタ

ベートーヴェン:ピアノソナタ 「月光」「悲愴」「熱情」他
★曲目
1. ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2「月光」
2. ピアノ・ソナタ第8番ハ短調op.13「悲愴」
3. ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57「熱情」
4. 即興曲変ホ長調D.899-2(シューベルト
5. 即興曲変イ長調D.899-4(シューベルト
★博士論文の構成を再検討しつつその合間に音楽を聴いていました.
ベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いていました.ウラジミール・ホロヴィッツの演奏です.マイナーコード(短調)が好きな僕は昔からピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2《月光》は愛聴してきましたが,ホロヴィッツの演奏を聴いて,自分の思い描くベートーヴェンのイメージとホロヴィッツアイデンティティが見事に重なりました.ホロヴィッツの演奏は,アヴレッシヴで情熱的です.何かにとり憑かれた感があります.しかしどこか人間臭さというか”血と汗と涙の結晶”的なものを感じてしまいます.
音楽の理論のことはよくわかりませんが,ベートーヴェンブラームスには結構すんなり耳に入ってくる曲が多いです.自分に合っているなと感じます.中学時代に実家でレコードでおいてあったベートーヴェン交響曲第9番ニ短調作品125もよく聴いていました.第4章の合唱の部分ではなく,第1章から第3章にとっても感動して,悦にはいっていた記憶があります.