4つのロマンティックな小品op.75 / ドヴォルザーク

スラヴォニック
★曲目
4つのロマンティックな小品op.75(ドヴォルザーク)
スラヴ舞曲集~第1,2,3番(ドヴォルザーク)
ヴァイオリン・ソナタ(ヤナーチェク)
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調op.120-2(ブラームス)
ハンガリー舞曲集~第2,5,8,9番(ブラームス)
★ずっと前に紹介したCDです.諏訪内晶子さんの「スラヴォニック」を改めて紹介します.実はこのCDはブラームスの「ハンガリー舞曲集」や「ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調」が入っていたのでレンタルしました.
何気なくiPodで流し聴きしていたら,ふと耳に心地よく入ってきたメロディーがありました.何ていう曲だろうと見てみたら,ドヴォルザークの「4つのロマンティックな小品op.75」でした.
4曲から成る小品集です.この作品は,1887年1月中旬にまず弦楽三重奏曲として作曲されたとさ言われています.この後すぐにヴァイオリンとピアノのための作品として編曲が行われ,同じ月の25日にはすでに編曲が完了したそうです.タイトルの通りロマンティックで雰囲気の曲です.
ドヴォルザークは,ベドルジハ・スメタナと並び称される,チェコを代表する作曲家です.交響曲第九番ホ短調新世界より」,弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」,『聖書の歌』,チェロ協奏曲は有名ですね.
また,ブラームスによる紹介で書かれた『スラブ舞曲』でドヴォルザークの名は広く知れわたり,それ以来,親しい交際が始まったというエピソードもあります.