ブラームス:後期ピアノ小品集 / エレーヌ・グリモー

lalakoora2006-07-06

★曲目
1. 幻想曲集op.116
2. 3つの間奏曲op.117
3. 6つのピアノ小品op.118
4. 4つのピアノ小品op.119
★今年の始めにタワレコでクラシックのCDを買ったらドイツ・グラモフォンのカレンダーがもらえました.毎月有名な指揮者やソリストの綺麗な写真が載っていて,新しい月になるのが楽しみです.最近になってクラシックを本格的に聴くようになった僕にとっては顔も名前も初めて聴く人ばかりです.
で,やっぱり僕は男だからか女性アーティストの写真に目が留まります.今まででは,ヒラリー・ハーンさんやアンネ=ゾフィー・ムターさんの写真がとっても魅力的でした.次々めくってみると9月にもとっても綺麗な女性の写真が載っています.誰かといいますと,ピアニストのエレーヌ・グリモーさんです.
そこで,色々とネットで検索しているうちにエレーヌ・グリモーさんがブラームスピアノソナタを弾いたCDが出ていることに気づきました.早速聴いてみて,衝撃を受けました.中でも幻想曲集がいいんです.ブックレットには,
ブラームスのタッチは大きな音量で弾くときには荒々しかったが,繊細なパッセージは不思議な香気と歌にあふれ,豊かな光と影があった.
と書いてあります.そうだと思います.納得しました.実際僕もブラームスの音楽には,光と影,陰と陽の対比があり,歌心に溢れていると思っていました.
このピアノソナタ集を聴いて,やっぱりブラームス好きだなぁと思いました.