ヴィクター・ウッテン LIVE at BIG CAT〜SOUL CIRCUS AGAIN TOUR


*写真は,http://www.victorwooten.com/より(今回のライヴでもやってました.兄弟ギターバトル!?)
ツアーメンバー; Victor Wooten(b,vo),Regi Wooten(g,vo),Karlton Taylor(key,vo),Derico Watson(ds,vo),Saundra Williams(vo),Anthony Wellington(b,vo)
ヴィクター・ウッテンのライヴを観にいってきました.ライヴを観にいったのは,確かラリー・コリエルのライヴ以来です.
とにかくノリが違いました.グルーヴィです.ギターもベースもドラムも元来は黒人が自分たちが楽しむために作り出したものじゃないかって思わさせられました.こんなに楽器が生き生きしているのはなかなか見られません.楽器全部が打楽器になっているんです.特にベースとギターなんて,叩いて,擦って,ひねって,引っ掻いて,引っ張って,ぐるぐる回してって感じです.みんな黒人ミュージシャンだからもうすごいですね.にぎやかです.強烈なグルーヴ感でした.スティーヴィ・ワンダーにしても,プリンスにしても,マイケル・ジャクソンにしても黒人が元々持っているものって何かあるんでしょうね.どうしてあんなにリズムに張りが合って,ライヴで爆発的に盛り上がるんだろうって思います.すごいです.
ライヴでは,前半はバンドの曲,後半にはギター(Elijah Reginald Wooten),キーボード(Joseph Wooten),ドラム(Derico Watson),ベース(Anthony Wellington),ヴォーカル(Saundra Williams),ヴィクターの順でソロがありました.ヴィクターの超テクニカルなベースソロの後,十八番「Amaging Grace」が始まった時は感動でした.もっと欲を言うなら,ギターとベースのバトルなんかもっとやってほしかったなと思いました.
最後にでたヴィクターのフレットポジションから青い光線が放たれるベースにはうけました.終始サービス旺盛なウッテン兄弟とバンドメンバーは最高でした♪