ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン (Swing to Bop) / Charlie Christian


★曲目
1. Swing to Bop (Improvisation)
2. Stompin' at the Savoy
3. Up on Teddy's Hill (Improvisation)
4. Stardust Pt.1
5. Kerouac (Improvisation)
6. Stardust Pt.2
7. Guy's Got to Go (Improvisation)
8. Lips Flips (Improvisation)
★参加メンバー:チャーリー・クリスチャン(g), ディジー・ガレスピー(tp), ジョー・ガイ(tp), セロニアス・モンク(p), ケニー・クラーク(ds), ドン・バイアス
★1941年5月 NY ミントンズ・プレイハウス,モンローズ・アップタウンハウス
★ジャズに初めて単音弾きのソロを持ち込んだのは,チャーリー・クリスチャンです.ウェス・モンゴメリーオクターヴ奏法を持ち出すまでは,ジャズ・ギタリストたちはチャリー・クリスチャンのギター奏法を乗り越えることはできなかったといわれるほど革命的な奏法を創り上げました.ケニー・バレルバーニー・ケッセルのプレイを聴くと彼の影響下にあるのがよくわかります.
このアルバムは,’41年5月,バップ・ジャズ創成期の伝説的ジャム・セッションの記録です.日本では,「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」と呼ばれ,「バップの夜明け」として有名です.グッドマン楽団にいたクリスチャンのスウィンギーでスリリングなプレイが聴けます.セロニアス・モンクでさえも抑え気味に聴こえるほどです.彼のプレイからは,レスター・ヤングなどのホーン・プレイヤーからの影響も顕著に感じられます.