Sex Machine / James Brown

Sex Machine
★メンバー:James Brown (vocals, piano, organ); Richard Griffith, Catfish Collins (guitar); Maceo Parker (tenor saxophone); St. Clair Pinckney (baritone saxophone); Clayton Gunnells, Darryl Jamison (trumpet); Fred Wesley (trombone); Bootsy Collins, Charles Sherrell (bass instrument); Clyde Stubblefield (drums).
★レコーディング:Bell Auditorium, Augusta, Georgia (10/01/1969); Cincinnati, Ohio (10/14/1969 - 07/23/1970); Miami, Florida (06/12/1969)
確かジェイムズ・ブラウンを初めて聴いたのは,中学生の時だったと思います.当時僕はKiss FMのリスナー(キスナー)でした.その時流行っていたのは,Boys II Men,リセット・メレンデス,プリンスあたりだったと思います.今から考えるとKiss FMは,結構ブラックミュージックも頻繁に流していたような気がします.大阪に来てからFM802も聴いたりしてみたものの,やっぱKissかなと思いました.
「Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine」は超有名な曲です.”ゲロッパ!”,”ゲローンラッ”,”テイ!”,と到底英語には聴こえなかった歌詞に奇妙さも覚えたものの,FMのDJが紹介した彼の名前と「ゲロッパ」という文字をオーディオの説明書にとっさにメモったことはいまでも鮮明に覚えています.
ジェイムズ・ブラウンに関しては,説明は不要でしょう.ファンクの帝王です.マイルス・デイヴィスも彼の影響を受けたと告白しており,最近のヒップホップ・ブームも相俟って彼の名前がひっぱりだされる頻度も高くなったように感じます.
軽やかなステップ,圧倒的な声量,体全体から生み出されるグルーヴ感は,オーディエンスすべてを飲み込みます.個人的にはギタリストPhelps "Catfish" Collinsのチャキーン!って感じのご機嫌なカッティングの音も好きです.
James Brown - Sex Machine
James Brown Live 8 - Sex Machine
James Brown in Paris