最近では、食品メーカーの不祥事としては、不二家の問題がありますが、日本の半世紀ほどを振り返ってみると、食品公害の事件は、幾度も繰り返されています。
農薬の分野でもポジティブリストが制定されてから、生産者、農薬メーカーもドリフトによる非目標作物への農薬の飛散や、残留農薬の基準値に対して神経質になっているように感じられます。
また、特別食品（サプリメント、健康食品、特定保健用食品）の中で、サプリメント、特定保健用食品に関しては、食品と医薬品の中間的な存在であるがゆえに、医薬品のような厳密な安全審査と摂取の管理が行われてこなかったと言われます。また、サプリメントや特定保健用食品の過剰摂取によって健康を害した人に対して、厚労省は、最後まで責任をとれていないといった問題も挙げられています。
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