哲学の道〜銀閣寺〜法然院

哲学の道
南禅寺付近から慈照寺銀閣寺)まで延びる琵琶湖疎水の両岸の道です。哲学者・西田幾多郎(にしだきたろう)がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われます。春は桜、秋は紅葉が綺麗なことで有名です。



銀閣
慈照寺(通称:銀閣寺)は、東山文化を代表する臨済宗相国寺派の寺院(相国寺の境外塔頭)です。



苔が綺麗でした。コケにもいいコケ、悪いコケってあるみたいです。和辻哲郎が「イタリア古寺巡礼」で、「日本の自然と文物とは、湿気に関係するところが多い」と指摘していますが、本当に、コケは、日本の湿潤な気候の賜物ですね。それを、こうやって芸術の域に達するまで手入れするなんて、日本人の美意識ってすごいですね。



法然院
鎌倉時代に、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修したと言われる法然院です。谷崎潤一郎河上肇などの著名な学者や文人の墓が数多く存在することでも有名です。

http://www.honen-in.jp/