Four Symbols / Led Zeppelin (1971年)

Led Zeppelin 4: Zoso
★曲目
1. Black dog
2. Rock 'n' roll
3. Battle of Evermore
4. Stairway to Heaven
5. Misty mountain hop
6. Four sticks
7. Going to California
8. When the levee breaks
★FMラジオでやたらとレッド・ツェッペリンの曲が流れているなと思ったら、今秋ロンドンで、ロバート・プラントジミー・ペイジジョン・ポール・ジョーンズというオリジナル・メンバーに、すでに故人であるジョン・ボーナムに代わって、その息子であるジェイソン・ボーナムを加えたメンツで、一夜限りの再結成ライヴを行う噂が出ていると放送されていました。
しかし、1994年に、MTV『アンプラグド』で企画された『UNLEDDED』で結成されたジミー・ペイジロバート・プラントのユニット「ペイジ プラント」をやっていたのもあって、そんなに驚きではないですが、Led Zeppelinの名を冠してライヴをやるということに大きな意味がありそうですね。
思えば、個人的には、レッド・ツェッペリンは、好きになるのに一番時間がかかったバンドかもしれません。年齢的には、当然、後追いですし、すでに解散していて、「ペイジ プラント」が雑誌で騒がれていたくらいですから、既に発表された”名盤”に対して、評論家が、「あ〜だ、こ〜だ」と評価しているのを読んで、そんなにツェッペリンってすごいのかという先入観の塊にまま聴き始めたような気がします。
そして買ってみたのが、レッド・ツェッペリン IV(通称、Four Symbols)でした。「天国への階段」は一発で気に入ったけど、他の曲は、”ヨタヨタ”しているように聴こえて、同時に聴き始めた、ディープ・パープルに比べると、”カチっと”していない音楽だなと思いました。ツェッペリンよりも、パープルの方が好きだなと思っていました。
その後、色々な音楽を聴くようになってきて、レッド・ホット・チリ・ペッパーズにハマった時があって、その延長でレッド・ツェッペリンを聴いてみると、いきなり”その良さ”がわかったような気がします。ツェッペリンって、絵画で言うなら印象派のように輪郭がきちっとしておらず、音楽的に言うなら、”グルーヴ感”がスバ抜けて素晴らしいバンドだったんだと今では理解しています。
ディープ・パープルの延長上には、ジューダス・プリーストや、アイアン・メイデンがあると思いますが、レッド・ツェッペリンの延長上には、ヘヴィメタではなく、レッチリのように、バンドが一丸となって、一緒にノッていくようなバンドがあるように思えます。


Black Dog



STAIRWAY TO HEAVEN

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