祇園祭 鉾巡行の夜に・・・

落語とクラシックのコラボでした。桂 米團治小米朝)さんはクラシックに造詣が深く、「らくごペラ」という独特のスタイルを確立されています。カルメンでは、たったの15分間で話と音楽によってそのストーリーと雰囲気を伝えるという、簡単そうですごく難しいことをなさいました。アリア「ハバネラ」のメロディは誰でも一度は聴いたことがあるでしょう。カルメンのイメージが一気に立ち上がってきます。今風に言えば「肉食系女子」になるのでしょうか。
ハープという楽器もとても魅力的でした。その音色からはいつも泉から水が湧き出る様子が連想されます。
サプライズとして最後に桂 米團治がピアノを弾かれて、3人でジャズのように即興的な演奏がなされました。


★場所:京都ブライトンホテル(HP
★第14回リレー音楽祭inアトリウム(プログラム
★演奏者:お話:桂 米團治(HP) / ハープ:内田奈織 (HP) / フルート:市川智子
★演奏曲
マクスウェル:ひき潮
ドニゼッティ:オペラ「ランメルモールのルチア」より泉の場面
ボンヌ:カルメンファンタジー