Entries from 2011-06-17 to 1 day

朗読者 / ベルンハルト・シュリンク(2003年)

★人の心の中にある罪の意識を知るには、論理だけで十分足り得るでしょうか。怒りや苦しみ、嘆きという概念的な用語を使わずして、本質に触れさせてくれるのが、文学なのではと思います。その意味では、ノンフィクション(哲学や論評)よりも、フィクション(…