Entries from 2013-01-16 to 1 day

実践の倫理 / ピーター・シンガー(2004)

★第8章の「富めるものと貧しいもの」では、とても考えさせられます。ピーター・シンガーの理論は明晰でパワフルなのですが、「何か」こぼれ落ちてしまいそうな気がします。特に東洋の文化圏では。その辺のところをもっと探っていきたいと思います。

動物の解放 / ピーター・シンガー(2011)

★動物の倫理を考える上で避けては通れない本です。ダーウィンの進化論、快/不快の原則、功利主義を土台にしています。マクロな視点で動物倫理を考える場合には、とても有効な考え方だと個人的には思っています。ただ、個人というのは、ひとりひとりとてもユ…

現実的な左翼に進化する / ピーター・シンガー(2003)

★10年前に買っていたものを改めて読んでいます。以前より興味を持って読めました。ダーウィンの進化論が西洋の文脈においてどれほどインパクトがあったのかが伺い知れます。ただ、右派にも、左派にも曲解されていたということもわかります。