レ・ミゼラブル

フランスの文学者ヴィクトル・ユゴーの作品「レ・ミゼラブル」を映画化した作品がある.新潮文庫から出ているレ・ミゼラブルは,全三巻とかなりの圧巻で,読むのが大変でもある.長編の小説を映画化するとなると,どうしてもはしょらないといけない部分もあり,ディテイルに欠けてしまう.やはりこの映画に関しても,小説を読んでイメージされるものと,映像が異なっているなという印象を受ける部分もあった.でも,いい映画だと思う.なんといっても,コゼット(Cosette)役のビルジニー・ルドワイヤン(Virginie Ledoyen)が素敵.