亡き王女のためのパヴァーヌ〜ノルウェイの森

フジ子ヘミングさんの「亡き王女のためのパヴァーヌ」もすごく綺麗なので感動する.
村上春樹の小説『ノルウェイの森』の中で,レイコさんが直子の死後にマスターした曲.直子の死を悼んで弾かれた曲としても印象に残っている.
20世紀までの村上春樹の作品には,学生運動、大学時代、恋愛、50〜70年代のアメリカのバンド、ジャズ、喫茶店(経営)、料理、手紙、翻訳、本、ファッション、旅、心理学、病気(心身の障害),水泳,「僕」などが必ずといっていいほど同じキーワードが頻繁に登場すると言われる.
大学時代,ジャズ,カフェ,料理,本,ファッション,心理学に関しては,僕のブログもキーワードがかぶっているような気がする.実は,以前に春樹の小説が好きな人から「ブログには春樹的な要素がある」と言われたことがある.その時はどうしてなんだろうと思っていたが,今頃になって,結構キーワードが似ているのだなとわかってきた.でも,『風の歌を聴け』なんて僕が生まれた年に書かれたようだけど,今読んでも全然色あせていない気がする.
村上春樹音楽室でもMIDIが聴けるhttp://www.murakami-haruki.com/

雨だれ

雨だれ