Victor Lemonte Wooten

ソウル・サーカス エクストラクション
昨年,ヴィクター・ウッテンのライヴを観にいったことも,自分の音楽の好みが広がる重要な転機だったのかもしれません.ヴィクター・ウッテンは,様々な奏法でベース界に新しい風を吹き込んでいると同時に,ブラック・ミュージックの魅力を余すことなく盛り込んだプレイも披露する,温故知新型のミュージシャンであると言えます.
Béla Fleck & The Flecktonesのメンバーとして3度グラミー賞を受けています.
ヴィクター・ウッテンについては,Wikipediaで情報が詳しく書かれており,参考になります.
テクニックもさることながら,歌心も魅力の一つじゃないだろうかと思います.ソロ名義のアルバム「ア・ショウ・オブ・ハンズ」には,スティーヴィー・ワンダーの「Overjoyed」が,「ホワット・ディド・ヒー・セイ」には,ビートルズの「ノルウェーの森」がカバーされています.ライヴでよく演られるAmazing Graceも魅力的です.
ソロ名義のアルバム「ソウル・サーカス」には「Bass Tribute」と題されて,色んなベーシストの名前が呼び上げられて,ヴィクターがそのプレイヤーの弾き方を真似するという面白いプレイが聴けます.歌詞に書かれているベーシストの名前は,Stanley Clarke, Jaco Pastorius, Larry Graham, Bootsy CollinsLouis Johnson, Marcus Miller, Anthony Jackson, Paul McCartney, Chuck Rainey, Willie Weeks,James Jamerson,Rocco Prestia,Ray Brown,Robert Wilsonです.


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