Two Blocks from the Edge / Michael Brecker

トゥー・ブロックス・フロム・ジ・エッジ
★曲目
1. Madame Toulouse
2. Two Blocks from the Edge
3. Bye George
4. Niño
5. Cat's Cradle
6. Impaler
7. How Long 'Til the Sun
8. Delta City Blues (intro)
9. Delta City Blues
10. Skaylark
★メンバー:マイケル・ブレッカー(ts)、ジョーイ・カルデラッツォ(p)、ジョイムス・ジナス(b)、ジェス・“テイン”・ワッツ(ds)、ドン・アライアス(perc
★録音:1997年12月 ニューヨーク
★1月13日に白血病で亡くなったサキソフォン奏者、マイケル・ブレッカーが1998年に発表したアルバム。グラミー賞受賞作「テイルズ・フロム・ザ・ハドソン」の次に出た、通算5作目のリーダー作。前作までとは打って変わって、メンバーの編成がシンプルなのがこの作品の特徴です。
前作までとは違い、オールスターメンバーではないことは、この作品を特別なものではないものにしているわけではなく、メンバー達が普段クラブで演奏しているかのような、いい意味で肩の力が抜けた雰囲気が伝わってきます。ジャズの醍醐味というのでしょうか、メンバー編成やその日のコンディションがぶつかり合って、一回性の化学反応が生じます。デューク・エリントンの「ジャズに名曲なく、名演あるのみ」という言葉が浮かびます。
個人的には、8・9曲目の「Delta City Blues」という低音と高音をテナーのラインがめまぐるしく行き来する曲が好きです。ドラムのパターンもユニークです。




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