桜見ニ南ヘ下ル

家の近くの道を真っ直ぐ南に下ると、城南宮があります。今回は、伏見区竹田の界隈へ赴きました。
城南離宮の庭園では、ついこの間まで枝を鮮やかに彩っていたであろう梅の花びらと寒椿の花冠が、今は地面に咲いていました。桜の蕾が膨らみ始めています。来週には満開になるでしょう。


今回のサンクリング・ルートは、(実相院)→(浄禅寺)→城南宮→安楽寿院→北向山不動院 でした。


城南宮
春の庭、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭、と五つの趣の異なる庭を持つ楽水苑は、まるで植物園のようです。とくに『源氏物語』に登場する百種ほどの植物を育てている「春の山」から「平安の庭」にかけての苑路はみごとです。源氏物語にこんなにたくさん植物が登場していたとは知らなかったです。花札もそうですが、日本人の美意識と植物の関係は根深いのだと感じさせられました。ここは1年中楽しめる場所です。



城南宮 室町の庭
シダレザクラが綺麗でした。



安楽寿院
ここでは桜が満開でした。今の時期、ここは穴場かも知れません。






北向山不動院
本堂が北向きに立っている天台宗延暦寺派の寺院です。