兵庫県朝来市山東町・和田山町

一度も訪れたことがないのに、なんとなく故郷に帰ってきたような、懐かしい気持ちになる土地ってあるものなんですね。人は生まれ育った環境からその人格形成に大きな影響を受けているという話も聞いたことがあります。


今回は、大学時代に一緒にバンドをやった友達の住む町を訪れました。姫路駅から播但線という北へ向かう鉄道があって、その終着駅が和田山です。名前は何度も聞いていたのですが、この土地を訪れたのは初めてでした。しかし、今回は播但線ではなく、京都駅から特急で2時間くらいかけてアクセスしました。


結局、お家にもお邪魔させてもらうことになり、とてもお世話になりました。この町、この家族を観て、その人の性格のわけがわかったような気がします。大らかで、飾らず、自然体な人柄。夕方に竹田城に登った時に吹いていた、心地よい風が忘れられません。毎日が嵐のように忙しい、忙しいと気を張って生活していても、少し心を落ち着けて、静かに耳を澄ましてみると、本当は、自分のすぐ傍を爽やかなそよ風が吹いているものなのかも知れません。


竹田城址からの眺め












竹田城









アイガモ農法
アイガモ農法も初めてみました。水田でグワァ、グワァと鳴きながら草をついばんでいる時に近づくと、いっせいにバチャバチャバチャ!と音を立ててかくれんぼを始めます。こんなに愛らしいものだとは思わなかったです。





楽音寺
この寺の境内は、兵庫県の天然記念物、ウツギノヒメハナバチの生息地です。