道元のことば / 角田泰隆 (2008年)

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テキストは買ったけど、実際のTVの方はまだ一度も見たことがありません。日曜日の午後2時から1時間放映されているそうです。
まだ坐禅会に参加し始めてから、2ヵ月6回しか参加していないので、現時点で何かを述べることは厚かまし過ぎますが、依然、禅に対する自分の興味関心の強度は弱まる気配はありません。道元著の「正法眼蔵」は、難しいと感じるので、まだ手をつけていませんが、今回このNHKのテキストで知った「正法眼蔵随聞記」は、人生論的な教えが書いてあるようで、自分にとっては大変耳の痛い話ばかりです。放っておくとどんどん自意識が強くなってしまう自分の性癖は、変な言い方ですが、時折、中和滴定してゆかなければ、バランスがとりづらくなってしまうと思っています。
坐禅をし始めてから感じたことは、「身体性」の重要性です。頭の中だけで「坐禅をする」ことをイメージするのは、案外簡単です。ただ、ぼ〜としていると、寝転びながら想像すれば済むような気がします。しかし、実際に1時間坐って、身体が1時間の静止状態を経験してみると、やはり頭の中でのイメージとは、異なっていることがわかります。