御苑の東を行く

お彼岸です。梅の花が咲き終わり、桜にはまだ早い端境期のためか、京都はまだ観光客も少ないように思えました。御所の近くの大学では卒業式が行われていました。


京都御所
モクレンの花、桃の花が満開でした。


モクレン



ハクモクレン



桃林



上御霊神社
御霊神社は若干玄人好みの神社なんでしょうか。非業の死をとげた人たちの怨霊を鎮めるために創建されたと言われています。上御霊も下御霊も東を背に建っています。















芭蕉の句
「半日を神を友にや年忘れ」



下御霊神社






革堂(行願寺
西国三十三箇所第十九番札所。開祖の行円は仏門に入る前は狩猟を業としていたが、ある時、山で身ごもった雌鹿を射たところ、その腹から子鹿の誕生するのを見、殺生の非を悟って仏門に入ったと伝えられています。行円はその鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂(こうどう)と呼ばれたそうです。
ちなみに、先日礼拝した宇治の三室戸寺は、西国三十三箇所第10番札所です。その他、兵庫の書写の圓教寺(第27番札所)でも感じたことですが、参拝しやすい雰囲気があります。それは木の質感のためでしょうか。よく行く西本願寺は畳の上に上がるせいもあってか、少し気を使ってしまいます。こういう庶民的な寺もいいですね。






天寧寺






上善寺