アンコールワット展

アンコールワット美術における「内面の精神性を追い求める」姿勢には、現代においても他に例をみないほどの深みが存在しているのではないかと、ほとんど確信に近いものを感じました。といいつつも自分はほとんど美術史のことは知りません。ただ「他にもっといいものがあるのかも知れない」というような”目移り”の余地を許さないほどの尊厳と崇高さを感じたのは事実です。


ジャヤヴァルマン7世の尊顔
瞑想するその顔からは十全なものが感じられます。宗教の神秘性とは、このような満ち足りた姿として、他の人の眼には映るのかもしれません。



今回とても感銘を受けたので、カタログを買いました。勉強していきたいと思います。