coincidentia oppositorum

ドイツの哲学者ニコラウス・クザーヌス (Nicolaus Cusanus)(1401-1464)は,「知ある無知」や「反対の一致coincidentia oppositorum」などという独創的な思想を唱えた.彼の思索は中世の混沌のなかから近代的思考を準備したと高く評価されている.また,カール・ヤスパース西田幾多郎など後生にも多大な影響を与えたと言われている.