科学哲学入門

「科学」,「哲学」という二つの重苦しい用語を重ね合わせた「科学哲学」という学問の分野がある.どういうわけか,僕はこの分野の知識を得ようとしている.自分の本来の研究時間を割いて本を読んでいる.
その理由を知るために,自分の心を少し覗いてみた.まだ上手く言葉では表現できないが,言葉で表現しようとすることで,整理がつく場合もあるので,その努力は惜しまずにここに簡単に表現してみよう.
自分が今現在,科学の一分野に携わっており,自分が論文や研究発表で,例えば,”〜が証明された.”,”〜である可能性が高い.”,”〜の仮説は支持されなかった.”,〜であることが予測される”と述べる時,そのように思考すること自体は何なのか? すなわち,”科学とは何か”ということを考えなければならないからだ.そのために,「科学とは何だろうか」と問いかけることからはじまる学問の分野「科学哲学」を少しでも理解する必要がある.
という感じになるのかな.まだまだ奥が深そうだ.

科学哲学入門―科学の方法・科学の目的 (Sekaishiso seminar)

科学哲学入門―科学の方法・科学の目的 (Sekaishiso seminar)