留学生のチューター

昨日は,第1回目の留学生の人と輪読会をした.ある生態学の本の第1章を一段落ごとに,音読してもらい,その後にどういう内容が書いてあったか簡単に説明したもらった.かなり勉強してくれていて,漢字の読み間違いも少なかったし,内容も理解できているようだった.しかし,完璧というわけではなく,漢字でも我々日本人が何気なく読んでしまうもの(例えば,出番,大害,経て,下るなど)が,外国の人からすれば,「どうして,濁音になるの?」「どうしてこの読みかたではなく,その読み方になるの?」と思ってしまうことが多いようだった.でも実際,どうしてこの漢字はこの場合,この読み方かという理由は難しい.慣れるしかないのかな.また,内容についての理解についても,言葉だけではなく,図を描いて説明をした.理解しやすいと言ってもらえたのでよかった.
ただ1回だけ輪読会をしただけだが,僕自身も楽しいと感じられた.普段塾で,授業をしているのもいい効果をもたらしたのかもしれない.今後も,コンスタントに輪読会をしていきたい.