study
生体リズムはその周期によって分類され、20時間未満のものをウルトラディアンリズム(ultradianrhythm)、20~28時間のものをサーカディアンリズム(circadianrhythm)、28時間を越える周期のものをインフラディアンリズム(infradianrhythm)と呼ん…
Werntz, Bickford, Bloom, & Shannahoff-Khalsa (1983)は, 鼻呼吸の左右差と脳波によって測定された大脳半球活動の優位性との関連性を検討した. その結果, 一側の鼻孔の呼気量が多いときには, 対側の大脳半球の各帯域の電位の合計が, 同側の大脳半球のそ…
Shannahoff-Khalsa D (1993) The ultradian rhythm of alternating cerebral hemispheric activity. Int J Neurosci. 70(3-4):285-98. AbstractThis review covers cognitive and electroencephalographic studies of the ultradian rhythm of alternating c…
これらのカテゴリーに関しては廃止します.
研究については,おそらく今までのように詳細にはこのブログには書かないと思います.ただ,D論の進行状況などはたまに書くかもしれません.
夕方から研究室の同窓会だった.参加者は例年よりも少し少なめだったけど,先輩や先生方から貴重な話をきけてよかったと思う. 深夜0時から留学生の人と教会へ行った.人に,物に「感謝する」ということは忘れてはならないなと改めて感じた.
自分の研究の中でも一番面白いと思えるのは,寄主-寄生者関係のおける免疫学的側面だ.僕は,野外調査,行動学的実験,生理学的実験と色々な分野を齧りながら研究しているが,その中でも生理学的実験が一番好きだ.あのイモムシの生体内にもちゃんと血球細胞…
今日は午前中は文学の講義を受け,午後からとある中食産業のセミナーに参加してきた.自分でも両極端だなぁと思いつつ,どちらの話も楽しめた. 文学の授業では,「回心」という言葉を教わった.回心というのは,改宗とはまた違い,今までの人生を振り返って…
昨日・今日と『環境』就職・進路相談会2005in大阪に参加している. http://soudankai.eco-2000.net/west/
化学・バイト就職セミナーに参加した. http://www.wdb.co.jp/student/
里かんの忘年会だった.忘年会にしては少し早めだったけど,時期を遅くすると,参加者が少なくなるかもしれないと思い,早い時期に開いた.学内の一室で行った.学内ということで,アルコール類は飲めなく,やはり少し物足りなさもあったが,その分安い会費…
やっとこさ,論文が投稿できることになった.投稿先も決まった.なかなか大変だったなぁ.今回の件でも本当に自分の世間知らずと知識不足を痛感したな.しかし,こうやって一つ一つ積み上げていきたい.
里やま勉強会に参加し,テキストの一部を要約して発表した.僕は里やまの環境は,生物学的に見ても,社会学的に見ても,非常に価値のある場所だと認識している.人と自然の接点,また人と人とがふれあう場所になり得ると思える. そして,その里やまを生態学…
環境倫理,生命倫理に関する本を読んでみよう.環境倫理学のすすめ (丸善ライブラリー)作者: 加藤尚武出版社/メーカー: 丸善発売日: 1991/12メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る 新・環境倫理学のすすめ (丸善ライブラリー)作者…
京都国際会館へ京都賞受賞者,サイモン・レヴィンのワークショップを聴きに行った.講演は午後からだったので,朝早く家を出て京都の洛北を逍遥をした.寺院を三つ拝観した. 詩仙堂,圓光寺,曼殊院とまわった.もちろん一人で歩いたのだが,本当に心洗われ…
脳や意識の理論も免疫理論と同様に神経ダーウィニズム(ニューロンの集団淘汰説)の考えで説明できると考える学者もいるようだ. 内的な認識の制約として自分自身を「知りすぎる」ことに一種の自己制約をかけているのではないだろうか.・・・ヒトがもつ深い…
少し勉強してみた.行動主義については,かなり事情が複雑なようだ.今いえることは,行動主義という言葉自体かなり古いということだ. 意識を認識と行動を束ねる高次機能と考える立場から意識過程を有用な情報処理過程と考え,生物が生存のために必要とする…
研究室の新歓コンパだった.研究室のメンバーほぼ全員の27名くらいの参加だった.改めて大所帯だなと感じた.それにしても面白いキャラの人が多くて,自己紹介の時もかなり楽しかった.
先日のベルクソン研究会で,ある人から,「あなたの研究スタンスは行動主義ですよね」と言われ,僕はその場では行動主義についての定義がはっきりしていなかったので返事を濁したが,調べてみると僕を含め世の中で動物の行動を研究している人のほとんどは行…
僕の家で研究室の後輩ら3人と鍋をした.少し自分の中では,部屋の模様替え記念といった感じもした.やはり同じ研究室の人らと話すのは,他分野の人と話すのとは少し違うと感じた.「同僚」といった感じがする.他分野の人と話すのもいいことだし,同じ研究室…
受講している環境倫理学では,前半は障害者の問題,後半から環境問題について勉強することになっている. 僕は,前半の障害者問題に関しても非常に関心を持っている.障害者問題は現代社会を倫理学的に考える,生身の課題と言われる.他者の生命(現在生きて…
「進化」シリーズの一部,「形態からみた進化」という巻では,養老孟司氏が「個体発生と系統発生」という文章を書いている.ヘッケルの「個体発生は,系統発生は繰り返す」という有名な仮説について触れるところから始まっている. 研究室でこの章を読んでい…
昨日の授業で,教授お薦めの英英辞書を教えてもらった.Collins Cobuild New Student's Dictionaryというものだ.最新版は,グラマーが付加されて分厚くなっているので扱いにくいようで,できたら旧版を欲しいのだが,売ってないようだ.Collins COBUILD Stu…
イーワルドという病原体の研究者の名前を知ったのは,数年前ではあるが,僕が「寄生者」と呼ばれているものを研究している以上,病原体の進化に関する知見は,無視できないし,むしろ非常に興味がある分野である. イーワルド著の「病原体進化論」という本は…
ドーキンスの「盲目の時計職人」で,一貫して主張されている概念は,「累積淘汰」である.すなわち,突然変異はランダム(いわゆる偶然)だが,自然淘汰はランダムでない.第3章では,巧みなコンピューター・モデルの実験で,淘汰の非ランダム性を見事に示し…
博士論文とは別に,環境問題に関する論文を書いてみようと思っている.どこまで書けるかわからないが,自分の哲学を文字に表すつもりで頑張ってみようと思う.
免疫学者の多田富雄さんの「生命の意味論」の第9章,第10章を集中的に読んでみた.第10章の「超(スーパー)システムとしての人間」という章の中で印象的なくだりがあったので,そっくりそのまま引用しておきたい. ・・・,「心」といっていた実体のないも…
後期第1回目の研究室のゼミだった.新しく3回生も参加して,うちの研究室(グループ)は,過去最高の29名となった.ドクターの学生のうち3名が,半年分の研究の中間報告をした.僕も博士論文の第1章に関係する野外調査の結果報告だったのだが,やはり少なく…
学部時代に偶然手にして,「昆虫学って熱いな」と思った一冊の論文集「昆虫の季節適応と休眠」.最後の章の執筆者による「座談会」もかなり盛り上がっているので面白い.昆虫の季節適応と休眠作者: 竹田真木生,田中誠二出版社/メーカー: 文一総合出版発売日:…
「昆虫のパンセ」という池田清彦の著作の第11章目の記事「ファーブルと彼の虫たち」は非常に興味深かった.以前に日記で僕は,「ファーブルはダーウィンの進化論は受け入れられないと昆虫記で語っているところが面白い」と書いた.池田清彦さんは,さらに構…