茂木健一郎 2004年10月30日 北九州ひびきの講演

〜創造する脳をはぐくむ〜 どこからうまれる!? 『わたし』『こころ』
http://www.qualia-manifesto.com/kenmogi.html
→中枢神経系に存在する神経伝達物質ドーパミン(運動調節,ホルモン調節,快の感情,意欲,学習などに関わる)は,不確実性が高いときほど多く出るといった話.恋愛中の男女が相思相愛の時よりも,相手の気持ちがわからないときの方がドーパミンが多く分泌されることも例としてあげられています.子どもの教育に関しても過保護でも放任主義でもない,自由に選択させてあげるけれども,何か失敗した時には尻拭いをしてあげるセイフティ・ネットを設けることが好ましいと言及されています.他にも,他者との関係性の話,子どものスケールエラーの話などなるほどなぁと思いました.
茂木さんの講演や対談を通して,よく出てくる人物にも興味が出てきました.小林秀雄小津安二郎長谷川等伯夏目漱石ロジャー・ペンローズなどなど.