Spain / Michel Camilo & Tomatito (2000年)

スペイン
ロドリーゴのアランフェス協奏曲のイントロが印象的な「スペイン」は、フュージョン・ピアニストのチック・コリアの傑作です。数え切れないほどのミュージシャンによってカバーされ続けていますが、ドミニカ共和国のピアニスト、ミシェル・カミロと、スペインのギタリスト、トマティートによるカヴァーは、「スペイン」の旋律の美しさを引き立てる名演奏です。
このデュオが2000年に行った世界ツアーは大成功をおさめ、二人のこのコラボ・アルバムは、ラテン・グラミーで「ラテン・ジャズ・アルバム賞」も受賞しました。パーカッションもベースも入っていないのに、二人が織り成す演奏の躍動感には驚嘆させられます。フラメンコとジャズが満載です。
何度聴いても、スペインは名曲ですね。僕がこの曲に出会ったのは、B’zのギタリスト、松本孝弘さんのインストゥルメンタルのソロアルバム「Thousand Wave」でした。色んなミュージシャンのカバーを聴き比べるのも楽しいかもしれません。最近では、上原ひろみさんとチック・コリアの共演をYou Tubeで聴いて、とても感動しました。
★曲目
1. スペイン・イントロ
2. スペイン
3. ベサメ・ムーチョ
4. わが息子ホセへ
5. 「あなたに逢いたくて」より愛のテーマ
6. トロイとサルガンのために
7. ラ・ヴァシローナ
8. タンゴのムード


Michel Camilo and Tomatito



上原ひろみ&チック・コリア



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