★目次
１．「九十九匹を野原に残して」見失った羊のたとえ
２．「旅に出る主人」タラントンのたとえ
３．「豊かに実を結ぶ」種を蒔く人のたとえ
４．「隅の親石」ぶどう園と農夫のたとえ
５．「この最後の者にも」ぶどう園の労働者のたとえ
６．「隣人になる」善いサマリア人のたとえ
★いくつものイエスのたとえ話を含む『聖書』という書籍は、最近新書として出版されたといわれても不思議ではない気がします。
なぜ勉強するのか
なぜ働くのか
何のために生きるのか
現代は、このように自問し、自分で答えを見つけ出さなければならないくらいに、将来の見通しが立たなくなっているのかもしれません。
自分も興味本位から学生時代に集中的に聖書を読んだことがあり、強く薫陶を受けたように思います。本書で解説されている「タラントンのたとえ」と「種を蒔く人のたとえ」を、いま読むと、ここ最近の自分のこころの在り様が恥ずかしくなる思いがしました。
