さとかんの環境倫理勉強会

梅田で勉強会でした。「日本人のこころの思想史」というタイトルで発表しました。記紀、万葉の時代から現代まで、時代相ごとに日本人の生命観や倫理観を探ろうとしています。全3回シリーズでやろうと考えており、第1回目として、奈良時代あたりから中世(戦国時代、江戸時代初期)まで、記紀、三大和歌集、源氏物語、禅の思想、浄土思想、武士道などを紹介しました。(→議事録


自分の勉強のためというのと、楽しくてのめりこんでしまったのもあり、話題を盛り込み過ぎた感がありました。次回はもう少し工夫しようと思いました。実は準備に1ヶ月近く費やしてしまったのです。会社から帰って毎日2時間くらいやってました。
今回の感想として、また日ごろの自己分析として、自分は少し自意識が強すぎるのではないかと内心思いました。こういうふうに資料も抜かりなく完璧に用意しようとするところもそうなのですが、もっと大きな意味で、全体(環境)を先に考えるというより、個人の思想、生き様のようなところに先に関心がいってしまうところがあります。集団に対する義務のようなものよりも、自分の処世術として、何か学べないかと思ってしまいます。ベクトルが自分にばかり向かっているのだと自覚もしました。このような自分のスタンスで、環境倫理というものの核心に触れることができるのだろうか、とさえ思いました。


ちなみに、今回、ミーティングルームとして、梅田東学習ルームという、もとは小学校の校舎だったところの和風の一室を借りてやりました。こんな都会にこんな場所がって感じで、驚きでした。あいにく梅田スカイビル里山的公園では、ホタルが見られませんでした。


梅田東学習ルーム



梅田スカイビルの敷地内北側にある里山を模して作られた公園



梅田スカイビルの地下、昭和を思わせる食堂街