銀閣寺〜南禅寺

今日は、いとこの秀人君と京都散策をしました。銀閣寺から哲学の道を歩き、南禅寺まで。同じ歳で共通の話題も多く、とても楽しかったです。いつもブログを読ませてもらっており、色々と刺激を受けています。これからも仲良くしていければと思っています。


銀閣
秋の特別公開「東山文化の原点 国宝東求堂」を観ました。


















屋根の葺き替えが完了したところでした。この屋根の構造は、杮葺き(こけらぶき)と言って、サワラの薄い割り板を3cmずつずらしながら重ね、竹釘で留めていくのだそうです。



工事中ということで残念がっていたのですが、よくよく考えると、このように中を見られることはまずありません。非常に貴重な体験をしました。



法然院
秋季伽藍内特別公開は、11月1日〜11月7日ということ、本日は法要中ということで、残念ながら、またしても内部を拝観することができませんでした。









熊野若王子神社



永観堂
2度目の拝観です。「みかえり阿弥陀」の姿からは、遅れる者を待つ姿勢、思いやり深くまわりをみつめる姿勢、そして自分自身を省みる姿勢を鑑みることができます。意味が深いですね。






水路閣
今でも結構なスピードで水が流れているとのことです。寺の境内にこのような建築物を作ることは、ミスマッチなはずなのですが、今となっては違和感はありません。景観保護における美的価値の中に、時間の経過も一つの観点として入れる必要があるのかもしれません。



南禅寺









石川五右衛門は、歌舞伎『金門五山桐』の「山門」の場で「絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは、小せえ、小せえ。この五右衛門の目からは、値万両、万々両」と詠みます。
確かに大きな門ですが、実際のぼってみると、西(市内)方向は境内の木が邪魔になって、景色はよくなかったです。
ちなみに、京都三大三門といえば、東本願寺南禅寺知恩院の三門を指します。多分、知恩院の門の方が眺めはいいでしょうね。



東(山側)を見下ろしてみると、こっちの方が綺麗かなと思いました。