ブラザー・サン・シスター・ムーン（1972年）

1972年のイタリア・イギリスの合作映画。監督は、『ロミオとジュリエット』の監督フランコ・ゼフィレッリ。フランシスコ会の創設者として知られるカトリック修道士フランチェスコの半生を描いています。フレンチェスコは、騎士として戦場で名を挙げることを夢見ていましたが、捕虜になったり、病気になったりしたのをきっかけに、24歳くらいのときに回心が起こしました。戒律は全ての財産を放棄して福音を説くことを求めました。小鳥など野生生物へ人間と同じように話しかけている様子も描かれており、後に教皇ヨハネ・パウロ2世は彼を「自然環境の保護の聖人」としました。