Tracks:
A:
1. God Bless (from Nowhere Now Here)
2. After You Comes the Flood (from Nowhere Now Here)
3. Breathe (from Nowhere Now Here)B:
1. Nowhere, Now Here (from Nowhere Now Here)
2. Death in Rebirth (from Requiem for Hell)
C:
1. Dream Odyssey (from Dream Odyssey)
2. Sorrow (from Nowhere Now Here)D:
1. Meet Us Where the Night Ends (from Nowhere Now Here)
2. Halcyon (Beautiful Days) (from Walking Cloud and Deep Red Sky, Flag Fluttered and the Sun Shined)E:
1. Ashes in the Snow (from Hymn to the Immortal Wind)
2. Exit in Darkness (from Exit in Darkness with A.A.Williams)F:
1. Com(?) (from One Step More and You Die)MONO:
Takaakira 'Taka' Goto - Guitar
Tamaki - Bass, Piano, Synth, Vocals
Yoda - Guitar
Dahm - Drums
MONOのレコードがイギリスから届きました。バンド結成20周年を記念するライヴコンサートの様子を録音したアルバムです。リリースされたのは、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、ロンドンで開催された特別公演ツアーのうち、ロンドンの由緒あるバービカン・センターで2019年12月14日に行われたコンサートのものです。演奏曲目リストは、2019年発売のアルバム『Nowhere Now Here』からの楽曲が中心としながらも過去の名曲を挟みこむように演奏されています。MONOの歴史を振り返る集大成とも言える内容で、この1枚で彼らの楽曲の豊富さとライヴ演奏の質の高さを存分に味わうことができます。
MONOは、2010年に『Holy Ground: NYC Live』をリリースしており、このライブでもオーケストラと共演しております。それから約10年後にリリースされたのが今回のアルバムで、バンドメンバーは、ドラマーがYasunori Takadaから、Dahm Majuri Cipollaに交代しています。Dahmへの交代によって、曲作りとライブの両方でより多くの可能性を開くことができ、長年探し求めてきた、よりドラマチックで、エモーショナルで、ラウドな音像に近づけたと手応えを感じたとバンドのリーダーの後藤氏は語ります。後藤氏がギターは、フェンダーのジャズマスターを愛用しているのは有名ですが、これはMy Bloody ValentineのKevin Shieldsからの影響です。型式は、1966年モデルでサブも含めて2本所有しており、深みのあるクリアーな音と、人間の声域に近い生音を出せるところを気に入っているとのことです。アンプは、マーシャルのJCMと組み合わせています。
MONOが従来のロックバンドとは違いオーケストラとの相性がとてもいいのですが、これは彼らは元々、数々の映画音楽の名作を手がけたイタリア人作曲家のEnnio Morriconeのようなサウンドを目指していたことに起因すると言われます。
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バービカン・センター
バービカン・センター(Barbican Centre)は、ヨーロッパ最大の文化施設。イギリス・ロンドン東部シティ・オブ・ロンドンの、バービカン・エステート(Barbican Estate)と呼ばれる商業・居住複合再開発区内に1982年に完成した。同センター内には、コンサートホール、劇場、映画館、アートギャラリーや、公共図書館、3つのレストランほか大学の音楽学部などが入居している。バービカン・ホール: ロンドン交響楽団とBBC交響楽団の本拠地。1,949名収容できる。
エンニオ・モリコーネ
エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone, 1928年11月10日[1] - 2020年7月6日)は、イタリアの作曲家である。映画音楽で特に知られる。