Music: Slaughter of the Soul / At The Gates (1995)

 

歴史的名盤At The GatesのSlaughter of the Soul。LPがAmazonでは在庫切れが続いていましたが、入荷したようなので迷わず。メロデス全盛期を経験した自分にとっては、懐かしいの一言です。このバンドは、アンダース・ビョーラー(Gt)とヨナス・ビョーラー(Ba)の双子兄弟とエイドリアン・アーランドソン(Ds)が屋台骨となり、トーマス・リンドバーグ(Vo)の特徴あるヴォーカルがバンドに色をつけています。ビョーラー兄弟はアット・ザ・ゲイツ解散後、ザ・ホーンテッドというよりスラッシュ寄りのモダンな音作りのバンドを結成します。そこでもエッジの効いたギターリフが冴えており、聴いていると心地よいです。ザ・ホーンテッドは、どちらかというとアメリカ的なカラッとした印象を受けるのですが、アット・ザ・ゲイツはヴォーカルのお陰か、ヨーロッパ的な湿り気のある音作りです。

当時スウェーデンヨーテボリメロディックデスメタルの聖地のような場所で、数多いるデスメタルバンドの中でも、クラシック音楽民族音楽を巧みに取り入れたハイセンスなデスメタルバンドを何組か生み出し、育みました。

私も当時は、このスウェーデンヨーテボリという土地に憧れ、一度は旅行したいと思ったものの、まだ未踏の地ではあります。

それにしても名盤というのは、なぜかジャケットも趣深いものが多いです。キリストらしき聖人の壁画とピストルが重ね絵になっています。レトロチックな色使いがノスタルジーも感じさせつつも、ピストルという現代の闇と狂気も滲ませています。

自分の音楽の原体験は90年台のメロデスグランジ、UKロックあたりにあるのかもしれません。このあたりのサウンドを中心に深掘りしたり、広げたりしています。拠点があるというにはいいことだと思います。

そういえば、ジョニー・デップ主演のナインス・ゲイトという映画を観ましたが、結構好みの内容でした。

 

 
 
 
 
 
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