★久しぶりにDVDを見ました.「天使にラブソングを」を見ました.本当は年末に見たかったのですが,その時は借りられていたので,今になってやっと見ることができました.もう古い映画で知っている人も多いと思います.ゴスペルの魅力がふんだんに散りばめられています.ブラックミュージックが好きな人は必見ですね.
ウーピー・ゴールドバーグ演じるB級クラブシンガーのデロリスの型破りなキャラが見ていて爽快です.ゴスペルって,本来は厳かな雰囲気で改まって歌うものと思われるかもしれませんが,その固定観念が次々と崩されていきます.1では素人のシスターたちが,2ではやんちゃな音楽クラスの高校生たちが,デロリスのキャラと歌うことの楽しさにひきつけられて,グループ全体にまとまりが出て,エネルギッシュで,ダンサンブルで,グルーヴィーなものに仕立て上げられていくところに,ひとつのドラマを観る事ができます.
2では,ローリン・ヒルが,歌もピアノも上手で,歌手を目指しているのだけれども,親の反対を受けていて葛藤を抱えている少女を演じています.デロリスのストレートなアドヴァイスを受けて,歌うことに自信を持つようになります.ローリン・ヒルの歌声も2の見所のひとつでしょう.
ストーリーができすぎていると言えばそうなんですが,この映画の面白みは,やはり”歌心”でしょう.それにしても2で出演している高校生たちのもともとの歌のうまさには脱帽させられます.ぜひサントラも借りてみたいと思いました.
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