★監督:リドリー・スコット
★製作総指揮:ローリー・マクドナルド、ウォルター・F・パークス
★製作:デヴィッド・H・フランゾーニ、ブランコ・ラスティグ、ダグラス・ウィック
★脚本:デヴィッド・フランゾーニ、ジョン・ローガン、ウィリアム・ニコルソン
★出演者:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、リチャード・ハリス
★音楽 ハンス・ジマー
★紹介・感想:歴史映画の続発の引き金になったと言われるリドリー・スコット監督の映画。ラッセル・クロウ(剣闘士マキシマス)、ホアキン・フェニックス(皇子コンモドゥス)、コニー・ニールセン(皇女のルッシラ)の演技がすごいですね。マキシマスが暴君コンモドゥスを殺すことでこの映画は幕を閉じるのですが、なんというか、この映画が面白いのは、コンモドゥスのあの複雑な性格が巧妙に描かれているからこそだと思えるんです。偉大なマルクス・アウレリウスの子にもからわらず、父は、マキシマスに皇帝の座を継がせたいと意思表明し、一方で、姉のルッシラも、マキシマスに恋愛感情を持っているという状況から生まれるコンモドゥスの嫉妬とプライドが絡み合った複雑な心理を、ホアキン・フェニックスが上手に演じています。また、姉のルッシラの微妙な位置と心情も、マキシマス、そして、弟コンモドゥスとの間に生じる無言の空気から読み取れるほどに、表情やしぐさが雄弁です。キングダム・オブ・ヘヴンを観た時も同じような感想を持ちました。自分は、リドリー・スコット監督の映画が好きかもしれないと思いました。
コロッセオ
コンスタンティヌス帝の凱旋門
フォロ・ロマーノ
ドムス・アウレア(ネロ帝の黄金宮殿)
サン・ピエトロ大聖堂
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