S.M.V. / ビルボードライヴ大阪

★アーティスト:"SMV" Stanley Clarke - Marcus Miller - Victor Wooten The Thunder Tour
★場所:ビルボードライヴ大阪


ブルーノートからビルボードに代わって、公演するアーティストもジャズからJ-Popまで幅広くなったようです。しかし、内装や料理にはほぼ変わりはないようでした。ただ、ちょっとチケット代は割高になっているようにも思えます。
今回は、運よく一番前の席に座ることができ、手を伸ばせばミュージシャンに届く距離でした。もしかすれば、YouTubeかなにかに映っているかもしれません。


自分の耳と記憶が正しければ、演奏リストは以下の通りだったと思います。
1. Maestros de Las Frecuencias Bajas
2. Thunder
3. Mongoose Walk
4. Tutu
5. Milano
6. Grits
(AC)
7. School Days


アルバムの制作においては、プロデューサーとしてマーカス・ミラーがクレジットされています。ライヴにおいても、マーカスは、プレイヤー間でのパス回しはもちろんのこと、ドラムでもキーボードでもそのプレイの様子をじっと凝視しています。”自由”が根底のジャズと言えども、まとまりのあるプレイには、監督のような人が必要なんだと気づかさせられました。
どの曲も素晴らしかったのですが、「Milano」でスタンリー・クラークが弓でウッドベースを奏でる姿は哀愁漂っていて印象的でした。


兄弟で同じ趣味を持ったことに改めて感謝です。だんだんとこういう機会も少なくなるかもしれませんが、音楽を聴いている限り、その絆は崩れないはずです。


映画の「ターミナル」ではないですが、将来はNYCのブルーノートに観にいってみたいものです。