ニーベルングの指環 / バレンボイム指揮，バイロイト祝祭管弦楽団

★新国立劇場で3月の上旬から『ラインの黄金』の公演が行われており、4月上旬には『ワルキューレ』が上演されるそうです。その影響もあってか、ここのところワーグナーやニーベルングの指環の話題を見聞きすることが多くなった気がします。
奇しくも、自分もダニエル・バレンボイム指揮のバイロイト音楽祭での『ニーベルングの指環』のDVDを先日から少しずつ観始めたところです。世間の話題とあいまって自分の関心がより高まっています。『ニーベルングの指環』は、４部作の長編で、登場人物も多く、ストーリー展開も単純ではありません。だから、それに関連した話題を聞いても“なんのこっちゃわからん”世界に思えます。しかし、一度、一連の流れを把握してみると、新しい世界が一気に開けたような気がします。自分にとっては「カラ兄」「罪と罰」「源氏物語」「三四郎」などの物語がそうであるように、この物語も今後色々と考えさせられる題材のひとつになりそうです。そして他の人の批評なども読んでゆきたいです。