FM COCOLOで「NPO法人 こどもとむしの会」の副理事長の三木進さんが出演されていまいました。
今年の8月の台風により、兵庫県佐用町の今年4月にリニューアルオープンしたばかりの「佐用町昆虫館」も、かなりの被害を受け、現在は閉館中を余儀なくされたようです。来年の春からの開館に向け、現在復旧活動中とのことです。
人と虫との関係性、人と人との関係性に眼を向けられているところが魅力的でした。
僕は、環境教育というものについては、それほど詳しくはないのですが、大人と子どもが一緒に外に出かけ、昆虫、植物、鳥、爬虫類、両生類などをめぐって、いろいろなコミュニケーションをとることは、人間関係を濃密にするのに、かなり効果的なのではないかと思いました。現在の閉塞した社会ないし、希薄な人間関係を変化させるきっかけにもなるのかもしれないと思いました。
この対象が、TVゲームではだめなのかと考えると、何もしないよりはいいのかもしれないけれど、他の「いのち」が、自分たち、ひいては人間とは独立して存在しているということを感覚的にとらえるためには、やはり自然の中に自分自身を置くほうが、よいような気がします。
