Film: ヒトラー 〜最期の12日間〜(原題:Der Untergang)

 

個人秘書としてヒトラーに近い位置で働いた女性トラウドゥル・ユンゲの証言と回想録を基に製作された映画です。ヒトラーの迫真の演技に圧倒されます。鬼気迫るものがあります。ヒトラーの裏の顔、素顔にも着目した映画です。ヒトラーとて一人の人間、葛藤もあれば、挫折もあるのだとシンパシーすら懐きそうになるくらい近い距離から見つめた作品で、それだけに脚本、演技力、カメラワークが優れているのがわかります。