Study: 日本の製塩技術

播州赤穂の製塩の技術は、江戸時代から、塩田で「差塩(さしじお)」という"にがり"を多く含ませた塩づくりの手法(差塩製法という)を秘伝としており、当時から「赤穂の塩」として全国的に有名であったそうです。

日本の気候は夏場に降雨量が多いため、塩田の砂に塩水を何度も撒くことで、濃度を高めた塩水を、最終的に釜で煮詰めるという方法(入浜式塩田)が取られていたそうです。ところが、昭和27年に製塩の産業革命が起こります。流下式塩田という方法で、粘土を張った流下盤と枝条架と呼ばれる竹(孟宗竹)の小枝で立体濃縮装置とが併用されたものが採用されました。これにより、一年を通じて、平均して塩を生産することが可能になりました。

※差塩製法というのは、濃い海水を煮詰めて塩を取り出す過程で、あえて"にがり"を含ませる(差す)製法のこと。

 

 

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インドの塩田の様子

 

イタリア・シチリア島での塩田の様子

 
 
 
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