ハリフェスのサイトに清水屋台を追加しました。宮入りでは、台場練りや胴突きが行われたそうです。午前中に宮入りと完成式が行われ、村練りとして隅々まで屋台が巡行しました。蔵入りがちょうど19時だったと思います。一日たっぷりでした。
姫路市飾磨区清水はかつて綺麗な水が湧き出ていたとか、恵美酒宮天満神社の始まりは、神主さんが梅の枝を一本、京都の北野天満宮から持ち帰ったのが始まりだとか、確か、どこかの本で読んだ気がします。
飾磨は今では工業の盛んな地域ですが、かつては港が栄えた地域です。秋祭りの盛んな地域です。
菅公といえば、梅ですね。姫路市南部には菅原道真公系の神社が多く、屋台にも梅鉢紋があしらわれています。播磨地方では、たつの市御津町黒崎の梅林が有名です。梅は果実を収穫すると梅干しなどに利用もできますし、花見など観賞用としても役に立ちます。でも、最近は、ソメイヨシノの方はなんだか日本人には人気があるようです。花が先に咲いて、葉っぱが後から出てくる特徴は、梅もソメイヨシノも同じです。アーモンドやモモなんかなも好きな人いると思いますが。
清水屋台の完成式は、ここ2、3年では一番盛り上がった屋台の宮入り・巡行だったのではないでしょうか。
新調屋台の狭間彫刻は、天岩戸、鬼退治、川中島の戦い、忠臣蔵松の廊下です。黒田一門による作品です。サインを見ると、黒田流正舜作とあります。黒田正勝氏のお弟子さんによる作品でしょうか。
錺金具(昇り金具)は、立体感のあるもので、アクセントに赤色が入れてあるのが印象的でした。